自衛隊採用試験に合格し、入隊が決定しますと、多くの方々は、自衛官候補生の試験か、一般曹候補生での採用試験で入隊されることと思われます。入隊して、最初の3か月間については、前期教育期間と言う教育機関で、運用訓練幹部、区隊長、区隊付等、数十人態勢での教育者が随時入れ替わり立ち代わり自衛官の基本を育むために指導してくださいます。ここで、注意したいのは、常に成績順位が付きまとう形となりますので、良い自衛官人生を確立し、評価を得たいのであれば、この3か月間集中的に頑張る必要があります。
前期教育期間中では事あるごとに、体力測定や、所属科を決めるための簡易検査や適性検査等を随時実施されますので、所属したい科が自分自身の中でどうしてもあるようであれば、ここでもしっかりと好成績を残さなければなりません。